2025/12/08 15:39
こんばんは!みゆうです!
今日は、出荷場での作業中にちょっとほっこりしたお話をシェアしますね。
🍳 出荷場で見つけた「ちょっと珍しい卵」
昨日、出荷場で作業していると、スタッフが小さな卵を持ってきてくれました。

「これ…黄身入ってない気がするんですけど!」

と、ちょっとワクワクした様子で☺️
気になって、その場でみんなで割ってみたんです。
そしたら本当に 黄身が入っていない“無黄卵(むおうらん)” でした。見た目は小さい初っ子みたいな卵なのに、中身は白身だけ。
ちょっとしたサプライズみたいで、私たちスタッフも小さく盛り上がりました♪
白身だけでももちろん食べられるので、焼いてみたら…

白身だけでも白鳳卵はうまい!!!!!!🔥
白身の旨みって、実はすごいんですよね。
ふだん黄身に主役を持っていかれがちだけど、
白身だけで食べると「こんなに美味しかったんだ…!」って感動します。
👶 スタッフのお子さんにも人気!?
スタッフのお子さんが黄身が苦手らしく、その卵がいいと(笑)
無黄卵は市場にはほとんど出回らないので、実はちょっぴりレア。
うちでも毎日出るわけじゃないから、見つけるとなんだか嬉しくなっちゃうんです。
「黄身がないと損した気分〜」という方もいれば、
「ラッキーやん!」と言ってくださる方もいたり☺️
落とし玉にして味噌汁で食べる方もいましたよ。
みんな食べ方が上手で、聞いてて楽しいです♪
卵って同じように見えて、毎日ちょっとずつ違うんですよね。
それがまた面白いところ。
🐓 無黄卵ってどうしてできるの?
ここからはちょこっとだけ専門的なお話を。
卵って、本来は
① 卵黄(黄身)が育つ
② 白身がつく
③ 最後に殻ができる
こんな順番でできていきます。
でも、鶏さんの体のリズムがちょっとズレると…
🟡 卵黄が育つ前に産卵の流れが進んでしまう
若い鶏や、体調リズムがちょっと乱れたときに起きやすいです。
🟡 卵黄が途中で吸収されてしまう
通り道をうまく通れないと、卵黄が体に吸収されてしまうことがあります。
🟡 驚きやストレスで白身だけ排卵される
急な音やびっくりで、卵黄が関わらないまま産卵モードに入ることも。
どの場合も 病気ではなく自然に起きること なので、ご安心くださいね💛
年に数回出会うくらいの、ちょっとした“鶏さんの気まぐれ”みたいなものです。
🧡 毎日違うからこそ、おもしろい
卵って、毎日産まれて当たり前のように思えるけれど、
その日の鶏さんの調子や気候でも、ちょっと形が変わったりします。
大きい日、小さい日、殻が強い日、
黄身がふたつの日(複黄卵)、
そしてまれに出てくる無黄卵。
ぜんぶ「その日、その子がつくった卵」。
生き物って本当におもしろいですよね。
私も毎日、卵を見るたびに小さな発見があって、
「へぇ〜!」と思ってもらえたら嬉しいです。
また鶏さんのお話や、日々のことをゆるっと綴っていきますね。
寒くなってきたので、あったかくしてお過ごしください☺️❄️
